月10万円生活への道とシンプルライフ。

2020年8月、結婚して家族ができました(∩´∀`)∩月10万円生活を目指しています。お財布別。笑

【プチ贅沢】酔って笑った!「カメラを止めるな!」を観てきた話。

らんこです。

 

家にはテレビがありません。節約生活を送っているので、映画館に行くことも少な目。そんな私ですが、世間様に遅れること数カ月。やっと重い腰をあげました。

 

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カメラを止めるな!

上田慎一郎監督が撮った長編作品で、作品の長さは90分。ポスターから見るにゾンビ映画です。キャストもオーディションで選ばれた無名の方々とのこと。皆さん映画の中でイキイキと輝いていたので、ナイスキャスティングだったのではないかと思います。

 

カメラを止めるな!公式HP

kametome.net

 

ネタバレ…含む感想

ここから先は、これから観る人は注意!

 

しかし、私の友人は「ネタバレありでも全然見られる!」なんてことを言っていました。私個人も、ネタバレありでも観られる。に賛同できます。というか、ネタバレじゃなくて、注意喚起が欲しかった。酔う。うん。

 

→あ、ここから下にちょい詳し目の話を書くので、ネタバレ嫌な人はそっとページを閉じて下さいね!

 

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では、いきます。

 

 

言いたいこと、其の1.「酔う!」

 

酔う?え?何言ってんのオマエ?酒でも飲みながら映画観たんか?

 

いや、酒は飲んでない。でも確実に酔う。ブレアウィッチプロジェクトを観ていられなかった人は覚悟した方がいい。

 

つまり、三半規管が弱い人には辛い!ってことだ。

 

なぜなら、前半およそ30分くらいだろうか?手持ちカメラ映像が続く、続く、続く…

 

「…ゥオェップ」

 

涙目・寸止め・中座に迷う

 

何分くらい苦しんだだろうか…結局私は意地でも席を立たずに最後まで観たのだけれど、吐き気をこらえながら、途中本気でトイレに行くべきか真剣に悩んだ。そのくらい酔ったのだ。ちなみに、吐き気の原因はグロ映像ではなく、カメラのブレによるものだ。

 

ただし、最後まで観たあとは、席を立たずに頑張って観て良かった!と心から思えたもんだから、この映画は本当に面白い。

 

 

言いたいこと、其の2.「前半が面白くない!」

 

は?何言ってんのオマエ?前半が面白くない映画が流行るわけないだろう?夢でも見たか?

 

いや、夢は見ていない。映画を観た。だから言える。

 

前半はチョー退屈。(特にゾンビ手持ちカメラパート)時間にしておよそ30分くらいだろうか?

 

涙目で吐き気に耐えつつ「これ、本当に面白くなるのか?」という疑問が何回頭をよぎったことだろう。何度時計を見たい気持ちになっただろう。

 

しかし、ここを観ておかないと、あとで面白さが分からなくなる。いろいろ細かい設定があるのだ。だから、苦しくとも必死でこの部分をしっかり観ておかないと後悔すること必至だ。

 

余計なお世話だが、私はこのパートを観ている間中、他の客が席を立たないか気になったものだ。

 

 

言いたいこと、其の3.「後半の答え合わせ最高!!!」

 

いやはや。あっぱれでございました。完全にしてやられました。

 

前半の退屈パート。絶対に観ていないと後悔します。

 

なぜなら「謎が全て解けるから」

 

前半の退屈パートを観ている間に、いくつもの疑問が浮かぶのです。「何でこの人たちはこんなことをしているんだろう?」「何でこんなつまらないことを?」「今、何を観せられているのか?」

 

この映画。みんなが面白いと言っていたが、私の感性がついていけず、それで面白いと感じないのではないか?私がおかしいのだろうか…

 

脳裏をよぎる「私が理解できないだけなのでは?」という考えに目を瞑り、一生懸命に観続けたら最後、

 

神様がご褒美をくれた(∩´∀`)∩

 

いや、全力で笑い転げました。

 

こんなに映画館で笑ったのは初めてかもしれない。ってか、初めてだ!観に行った日、お客さん少なかったけど、かなりの笑い声が劇場に響いていました。笑いすぎて涙目だったよ。前半は違う理由で涙目だったけど。

 

そして、ひとりひとりのキャラクターが輝いていた。それはもう、本当に。

 

公式HPを見たら「脚本は当て書き」って書かれていたから、なるほどなーと。だから無理がなかったんだねぇ。

 

映画監督キレてるヤベー。映画主演の女の子の素がコエー。その相手ゾンビ役スカしてるー!音声さん、ドンマイ。映画監督の奥さん頼もしい!そして娘、エキセントリック!

 

前半随所に仕掛けられていたことが後半で全て回収される。

 

最後の怒涛のネタ合わせが、すごく、すごく、すごく面白かった!いやもう、ほんと最高!もうこれは笑わずにはいられない。願わくば床で転げまわりたいくらいだった。

 

そして、映画を作るのってたくさんの人たちが頑張っているんだね。舞台裏を見せてもらって感動。クリエイターすごい。

 

観たあとに、もう一度観たいと思う映画でした。できたら上映期間終了までにおかわりしたいなぁ~。

 

 

 

 

 

というわけで。

まだ観ていない人は、「百聞は一見に如かず」

 

ぜひ、劇場へ!

(沖縄では、ミハマ7プレックスで上映してるよ!)