らんこです。
今日は、「匂い」について、ちょこっとお話してみようかと。なんかね、忘れられないというか、なんとも言い表すことのできない気持ちになる匂いがあるというか。そんなお話です。
思い出を呼び起こす「匂い」
なんかね、急に懐かしい気分になる「匂い」があるんです。そんな「匂い」。皆さまにもあったりしませんか?
そんな「匂い」なんですが、私がとっても好きな匂いがありまして、その匂いに遭遇すると、たちまち過去にトリップしちゃうんです。そして、その匂いを纏っている人がいたら、ついて行きたくなってしまいます。
その過去というのが、保育園に通っていた時の「お泊り保育のワンシーン」。
思い起こす過去。
お泊り保育でのお風呂タイム。
いちいちシャワー室なんてありませんから、園庭でパンツ一丁になった園児たちが先生にホースで水をバシャーッとかけられて、みんなできゃいきゃい騒ぎながら笑っているシーン。
らんこの脳裏に強烈に蘇えるこのシーン。よっぽど楽しかったのでしょうね。
今となっては、本当にこんなことがあったのか分からないのですが、ただただ、この匂いを感じると呼び起こされるシーンが「お泊り保育のワンシーン」なのです。不思議。
匂いと思い出は密接につながっている。
他にも思い出と直結している匂いがいくつかあって、SAMURAI(サムライ)の匂いは、初めて付き合った彼氏を思い出しますし、BLUE JEANS(ブルージーンズ)は、学校で人気のあった先輩の匂い。ANNA SUI(アナスイ)も、可愛かった同級生がつけてた匂い。
…思い返すと、学生時代の思い出が多いかもしれない。
そーいや、初めて香水を買ったのって、高校生のときだっけ…
なーんて、懐かしくて少し甘酸っぱいようなそんな気持ちを呼び起こすきっかけを、「匂い」は私たちに与えてくれます。
香水だけじゃない。
もちろん、香水だけではなく、ご飯の匂い、家の匂い、ペットの匂い、服の匂い、汗の匂い…いろんな匂いがあって、それぞれがそれぞれの持つイメージや記憶を呼び起こしてくれます。
そのくらい、「匂い」の存在は、私たちの生活に意外と密着しているのかもしれません。
お泊り保育の匂いを手に入れた。
そしてとうとう私は、今年、お泊り保育の匂いを手に入れることができました。
きっかけは職場の人が纏っていた匂い。
妙齢の素敵な女性スタッフなのですが、彼女とすれ違った時に「あ!これだ!」と感じて思わず声をかけたんです。
「A美さん、使っている香水を教えて下さい」と。
A美さんは快く教えてくれました。
「ブルガリのプールオムソワールですよ」
※プールオムソワールと記載しておりましたが、間違いでした。
その日私が、香水売り場に走ったのは言うまでもありません。
特別な日の、特別な匂い。
そして手に入れた「お泊り保育の匂い」は、元気を出したいときや気合いを入れたい日、リラックスしたい日などに、すこーしだけ香りを纏って幸せな気持ちを味わっています。
なんかね、なんでこの匂いなのかは分からないけど、一番幸せを感じる匂いなんですよね、私にとって。なんでなんだろう…
それはさて置いといて。そんなステキな匂いと出会えたことを、とても幸せなことだと思っています。
そして今日も、幸せな匂いに包まれて一日を過ごせることに感謝。えへへ。